ソーシャル活用、成果のあったWEB企画、仕掛けた100人〜宣伝会議
宣伝会議 2012年1月15日号の巻頭特集は『ソーシャル活用、各社事例紹介。成果のあったWeb企画、仕掛けた100人』
海外では2010年にFacebookページを活用したプロモーションが数多く登場した。日本では2011年初頭から徐々に増えてきた。mixiを活用した事例はすでにあったがコストがかかるため一部の企業に限られていた。2011年が日本でのソーシャルメディア活用元年と言っても過言ではないぐらい、FacebookやTwitterなどを活用した事例が、大手企業のみならず、小さい企業や個人まで多数登場した。Webマーケティングが進化を遂げた1年だった。
まだまだ手探り状態だった2011年を振り返ると、成果を感じることができた企業もあったと思うが、同時に課題も浮き彫りになってきたと感じている。ソーシャルメディアは即効性というより、地道に長いスパンでの戦略が重要である。
以下宣伝会議より抜粋。
各社Facebookページの目的とは?
100事例から目立ったものとしては
- コミュニケーションの拡大
- 特定セグメントのエンゲージメント強化(お客様との絆の強化)
- ブランド認知・ブランド価値の理解促進
- 新規顧客獲得とロイヤルティの強化
- 口コミ喚起
その他、来店促進や、社会貢献活動、クロスメディア戦略(オウンドメディア連携)など。
現在の課題
- ファン数やいいね!数だけではなく、集客や売上結果に繋がるKPIの設置や施策
- リアルとの連動
- オウンドメディアとの連動
- 担当者・社全体のソーシャルリテラシー向上
- ガイドライン
2012年注目していること
- スマートフォン対応、スマートフォン向けコンテンツ
- O2O(オンライン・ツー・オフライン)
- ソーシャルリスニング
- オウンドメディアのソーシャル化
- ロケーションサービス
- 複数のソーシャルメディアの統合管理ツール
- ソーシャルCRM
上記に挙げた項目は、個人的にも全て注目事項。特にオウンドメディアのソーシャル化は日本でも gigya などツールも出はじめたので要注目だ。
※gigyaのmixi対応および日本語化のお知らせ
今年はテレビのソーシャル化にも個人的に注目している。NHKの「双方向クイズ 天下統一」のような視聴者参加型の番組は増えてくるのではないだろうか。
ソーシャルリスニング、O2O、タブレットを含めたマルチデバイス対応も重要事項である。